雑感

ロイターによると16日、昨年の一年間で34,452人の民間人が殺されたことを国連高等弁務官が発表。
同日、バグダッドのムスタリシヤ大学で自爆テロが起き、学生含む70人が死亡、169人が負傷。犠牲者の殆どは女子学生だったという。
イラク保険省の発表では、この戦争でのイラク人死者は10〜15万人。65万人と推計するメディアも。
ブッシュは国内外の批判や指摘、選挙結果を受けても二万強の増兵という強行策を決定。
これに対して直ちに英国のブレアは増兵はしないと発表、ブッシュから距離をとり始めた様に見える。
日本政府は「歓迎!歓迎!」と相変わらずブッシュへの盲従ぶりを続けている。
美しい国」「愛の構造改革」だの空疎な言葉を並べているが、結局、米国の思惑通りに憲法改正・海外派兵の道を突き進もうとする自公・安部内閣
2007年はこの国の今後10年を決定づける岐路の年である。
それにしても、ホワイトカラー・エグゼンプションなどと横文字で誤魔化してはみたが、その分かりにくさが逆に「残業代ゼロ法案」のキャッチコピーを広めることとなった。
そのキャッチコピーは財界の意図を実に正確に表しており、長時間労働と蔓延するサービス残業の実感を持った多くの労働者、その家族の反発をくらい法案提出はとっとと見送りへと追い込まれた。
財界の献金をちらつかせた露骨な政治支配。
米国ブッシュの孤立とそれに追随することの異常。
財界や米国に尻尾を振っているのは誰か。
それらにメスを入れられるのは誰だ!?


「うほーい」と手を挙げお通りだ。