mixi力

一年ほど前にmixiに登録して3日程日記をつけたが、どうにもその閉鎖性になじめず疎遠になっていた。

おいらは「はてなダイアリー」をつける前に1年ほど、色々な人のブログを見てまわっていた。「はまってる」に近い状態で、おいらの“★お気に入り”には50を越えるブログがブックマークされていて、ネット接続すれば他人のブログを見て回っていた。

ブログに関心を持ったきっかけは本屋でたまたま手にした「サラーム・パックスの日記」というイラク在住青年の人気ブログを翻訳したものを読んだから。この本にはブログの持つ力(根元的には個人の発言の持つ力なのかな)が凝縮されていて、度肝を抜かれた。

サラーム・パックス―バグダッドからの日記

サラーム・パックス―バグダッドからの日記

で当時、3人の日本人がイラクで人質になる事件があり、2ちゃんねるやメディアでは自己責任論が振りまかれていたが、左寄りメディア以上に説得力ある(おいらにとっては)反論や情報を提供してくれたのはブログだった。そして刺激を受けるブログのアンテナやコメント欄に登場する方のブログにはやはり面白いものが沢山あった。をうした中で訪れたmixiには上手く言葉には出来ないが面白みを感じることが出来ずに遠ざかっていた。

いまだに上手く言葉にならないmixiへの違和感はあるのだが、あるとき、おいらの日記にmixiからトラックバックがあった。なんじゃー?と思いつつ久しぶりにログインすると、最も古い親友がmixiでちょこちょこと日記をあげていた。で、その周りには当時からの同志どもがmixiでワイワイとやっていた。
こともあり、最近はちょくちょくmixiにログインしている。

で、そのmixi連中がチームを結成し、二度目の会合(飲み会)をやるというので昨日行ってきた。日曜なので休みだった連中が多く、夕方5時からスタート。おいらの記憶では思わず制服姿が思いうかんでしまう様なメンツの取り合わせもあったのだが、やはり20代後半、結婚や家事、仕事の話などが繰り広げられた。新婚のsachiに「夫とのなれそめ聞かせろや」とふると結構生々しい発言が飛び出て、おおおお、大人の女になってしまったのだなと。当たり前なんだけど。
二次会では社会変革にまつわるディープな話で盛り上がり、なんだか元気に虎視眈々と頑張っているsaicyannmanの姿には、なかなか刺激をうけた。
大変貴重な時間となった。定例化すべき。