雨が降っているなー。
しかし、あれだね、雨が屋根を叩く音というも、こう、風情があっていいもんだね。
さて、何書くか。

明後日は以前から計画していたBBQだというのに、天気予報では雨みたい。誰だよ「体育の日は雨降らない」とか言ってたの。

友人とお酒を飲んできた妻がおいらの横で寝てしまっている。
出張で少し疲れたのかもしれない。布団で寝ないと風邪ひくよ。

昨夜はおいらが宿直で留守だったので、彼女は出張から帰ってきて一人で過ごした。
出張帰りに新宿で友人と豪遊(美味しい料理&オイル・マッサージ)したらしく、いい気分で家についたのだろう。彼女は、そこでおいらに電話をしてきた。詳しくは書かないが、その電話の中でおいらは彼女を随分と傷つけてしまった。必要だったのは「傷つけてすまなかった。おいらが悪かった。許して欲しい。おいらには君が必要だ」という素直な気持ちを言葉にすることだった。許されるかどうかが大事なのではなく、自分の心の底にあるものを言葉にすることが大事だったのだ。にもかかわらず、逃げる様に沈黙を続けて電話を切った。

今朝方、友人が電話をくれた。「昨夜、君の妻から電話がきたよ。大丈夫なの?」と。おいらは、友人にのらりくらりと言い訳の様な言葉を返しながらも、深夜にも関わらず友人に電話をかけた妻の心の動揺ぶりを知り、胸が痛んだ。そして妻に長い謝罪のメールを送った。

今夜、約5日ぶりに会った妻は友人と飲んでいたらしく、目が少しトロンとして足もとがフラフラしている。会った瞬間に手をつないだら「なに手つないでんだよ。」と悪態をつきつつも手を離さなかったので、おいらはこれだけで、だいぶホッとして、少し許されて、幸せを感じた。“この女性に捨てられたら、おいらは本当のクズになっちまうなー”と思う。

電話をくれた友人、その受話器の横で一緒に妻の心配をしてくれた友人の夫、心からありがとう。

さて、妻を起こして風呂に入ろう。おお、なんという格好で寝ているのだ、君は。踊っているかの様な、不思議な手の配置だな。なに、風呂には一緒に入るのかって?ったく、野暮な事を聞くんじゃないよ。